争議の時に合掌をする理由とやり方
2019年08月02日
宗教や宗派によって多少異なりますが、仏式の葬儀で合掌するのには、何か意味があるのでしょうか。一般的には仏様を尊び、供養する気持ちをこめた姿勢だといわれていますが、元はインドから伝えられたポーズでした。インドでは右手は清いもの、左手は不浄の物と考えられており、同時に合わせることによって仏と衆生が一体となって成仏する事を願う姿勢を表現した物とされています。
それ以外にも、相手への敬意を示すポーズとも言われており、仏教を国教としている国では人と出合って分かれの挨拶で使う人も少なくありません。お葬式やお通夜のときに合掌する理由としては、亡くなった方が無事に成仏できるように仏様によろしくお願いしているという切があります。
故人の徳を偲び、無事に極楽浄土にいけるように願って手を合わせる形が主流です。行う場合、右手のひらと左手のひらをそっと合わせ、親指以外が少し前のほうに向く形となります。数珠を持っているのであれば、左手の親指にかけて右手を添える形が主流です。
色々な形がありますが、日本では指と指の間をしっかりと密着させ、胸の前で胸には着けずに拝ませることが大切といわれているため、参考にしてください。肩や指先、手のひらに力をこめすぎてしまわないようにすることが、肩や腰を痛めないポイントといわれています。