この地でこのタイプの式を行う際の注意点
2019年09月09日
日本において、キリスト教式の葬儀を行いたいという人もいるのではないでしょうか。その際には、日本で主流となっている仏教等の葬儀との違いがあるので、そこに注意しなければなりません。大きく違う点は、その埋葬方式です。
日本では、キリスト教埋葬方法である土葬を認めている自治体はほとんど無く、火葬をしなければなりません。その火葬の際には、炉の前に棺を配し、聖歌を合唱したり司祭と参列者の聖句の交唱等を行う必要があります。また、土葬を行うため、その火葬後に焼骨を拾う等の作法は存在しません。
仏教等にあるマナーの箸渡し等をする必要は無く、それぞれ思い思いの行動をとります。また、キリスト教徒ではないものの、この形式の葬儀を挙げたいという人もいるかと思います。その際には、プロテスタント系の教会を優先的に探すと良いでしょう。
もう1つの系統であるカトリックは、非常に伝統に厳格なため、異教徒等の式の依頼を断るといった所がほとんどです。対して、プロテスタント系はそういった依頼にも柔軟に対応してくれる場合も多く、そのような希望がある時にはそちらを勧められるといったケースが多いようです。
その他にも、アメリカ等で式を行う際の違いは色々あるので、良く調べておくと良いでしょう。