喪主の代理を引き受けたときに気をつけたいこと

2019年12月03日
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葬儀の喪主は、故人の配偶者や血縁関係の深い人が務めるのが基本です。葬儀の手配をはじめとして、参列者や僧侶への対応、あいさつなど、重要な役目を果たさなくてはいけません。ただ、高齢や病気、未成年などの理由で喪主を務められないケースも少なくありません。

そんなときは代理を立てるのが一般的です。生前、故人と深い関りを持っていた人や、まとめ役ができる親戚などが代理を務めることが多いです。また、故人に身寄りがなく介護施設に入居していたときなどは、施設の関係者が務めることもあります。

もしも喪主の代理を務めることになったら、誠心誠意対応するようにしましょう。特に葬儀の中で挨拶をするときは、マナーを守って行うことが重要です。まず、挨拶の冒頭では、忘れずに故人との間柄を述べるようにしましょう。

自己紹介をせずに挨拶をしてしまうと、参列者は戸惑ってしまい、会場がざわついてしまう可能性もあります。まずは自己紹介をしっかり行ってから、簡潔にあいさつをすることが大切です。ちなみに、3分ほどで全体のあいさつを済ませるのが理想的だと言われています。もちろん、重ね重ね、再三などの忌み言葉を使わないなど、細かな点まで注意してマナーを守りながら務めましょう。