喪主の代理で挨拶するときに注意したいこと

2020年01月25日
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葬儀の挨拶は、一般的に喪主が行います。ただ、喪主が高齢だったり小さいお子さんの場合や、病気など何らかの事情であいさつするのが難しい場合は、親族が代理としてあいさつすることがあります。また、親族など身内がいない場合は、故人と深い間柄だった参列者が代理であいさつすることも可能です。

もしも喪主に代わってあいさつすることになったら、マナーを守って心を込めて行うことが大切です。まずは、あいさつの冒頭で自己紹介をして、参列者が困惑しないように配慮するのがマナーの一つです。故人とどのような間柄だったのかをわかりやすく伝えてからあいさつを行えば、参列者が戸惑うことなく、スムーズに聞いてもらえます。

また、あいさつは3分ほどを目安に行うのも大切なポイントです。忌み言葉と重ね言葉を避けつつ、故人の存命中に受けたことへの感謝の気持ちを述べるとよいでしょう。さらに、会葬者へのお礼とお願いを伝えれば、あいさつをきれいに締めることができます。

あいさつすることに慣れていない場合は、話したいことをまとめて書いておいたメモを持っていれば、いざというときに慌てることなくスムーズにあいさつができます。もちろん、メモに目を通しながらあいさつするのもマナーに反することにはなりません。