喪主の代理で挨拶するときに知っておきたいこと

2020年02月25日
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高齢化が進んでいる今、喪主が高齢で壇上であいさつができないケースが増えていると言われています。また、心労で喪主が体調を崩してしまって役目を果たせないときや小さいお子さんの場合など、挨拶が難しいときは親族などが代理で行っても問題ありません。

もしも自分が代理で挨拶することになったら、マナーを守りつつ、丁寧に行うとよいでしょう。まず、基本的なポイントは、あいさつの冒頭で忘れずに自己紹介をすることです。初めに自己紹介をしないままあいさつをすると、弔問客が戸惑ってしまうからです。

あらかじめ自己紹介をして故人との関係性を伝えておけば、弔問客は戸惑うことなく、スムーズにあいさつを聞き入れてくれます。あいさつは長々と話すのではなく、簡潔に行うのが基本なので、3分ほどで終えるように気をつけましょう。

また、重ね言葉と忌み言葉を避けるなど、マナーを守ることも重要です。故人の仕事に関することや故人との思い出などを交えながら丁寧な言葉で話し、最後に故人と生前お付き合いがあった人たちへのお礼と、今後ともよろしくお願いしますという気持ちを言葉でしっかり伝えましょう。

ちなみに、喪主の代理で挨拶するときは、葬儀のマナーを守って行うことも重要です。葬儀にふさわしい服装をするのはもちろんのこと、身だしなみを整えて、心を込めて対応すると失敗せずに済みます。