喪主の代理で挨拶するときに気をつけたいこと

2020年04月21日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

喪主が高齢の場合やまだ幼い場合は、葬儀の際に代理を立てて挨拶をすることがあります。もしも自分が喪主の代理としてあいさつすることになったときは、マナーを守りながら簡潔に行うようにしましょう。あいさつをするときは、まずは自己紹介をして、故人にとって自分はどのような存在なのかを参列者に伝えることが大切です。

そして、故人への想いを丁寧な言葉で述べていくとよいでしょう。あいさつをするときは、いくつか頭に入れておきたいポイントがあります。中でも特に注意したいのは、忌み言葉や重ね言葉は絶対に避けなければいけないという点です。

死を連想させる直接的な言葉をはじめ、重ね重ね、ますますといった不幸が連鎖するイメージの言葉を避けて、簡潔にあいさつするとよいでしょう。もちろん、あいさつをメモに書いておき、それをゆっくり読むのは決して悪いことではありません。

むしろ、慌てて忌み言葉や重ね言葉を使ってしまったり、遺族に失礼なことを言ってしまう方が問題になってしまいます。もしも自信がない場合は、無理をして暗記せずに、メモを読むようにすると安心です。ちなみに、高齢やお子さんが喪主の場合だけではなく、精神的な負担が大きくて、人前で落ち着いて話すのが難しい場合も、本人ではなく代理の人があいさつしても問題ありません。

その際もマナーを守りながら、丁寧に挨拶することを意識するとよいでしょう。