葬儀の中で大切なのがお通夜と告別式です
2020年05月07日
葬式の重要な要素がお通夜と告別式です。若い人たちではその違いについて明確な返答ができない人達が実に多いです。できるだけわかりやすい言葉で説明しましょう。家族の一員が病院で亡くなったとします。すぐに葬儀社に連絡をしなければなりません。
ご遺体を病院から葬儀社まで運ばなければなりません。そしてその夜に行われるのがお通夜です。お通夜は当たり前ですが深夜に及びます。お通夜によっては明け方までそれが続くこともしばしばです。なぜそんなことをするのでしょうか。
それは親しい身内が集まって、天国に旅立たれていく故人を忍ぶという尊い習慣であるからです。翌日には告別式がなされます。告別式の意味合いは、天国に召されていく故人と関わりのある人々を全て招待して、最後のお別れをするということですが、これはとても大切な儀式です。
そこで一番大切なのは喪主の挨拶ではないでしょうか。日本では長男がその重責を担うことになっています。葬儀の喪主の挨拶はできるだけ手短にしなければなりません。そして言葉を飾らずに真実の言葉で故人を偲びます。
それだけで参列者の涙を誘うこと請け合いです。そして最後に故人を火葬場に送り出し荼毘に付すということになります。いずれにしてもこの儀式だけは代理人をたてるというわけにもいかないでしょう。